「容リ」パレットについて知る

容リパレットって?

環境配慮がキーワードとなっている昨今、ゴミの分別も当たり前になってきています。その分別したゴミはいったいその後どうなっているのでしょうか。食品などの容器(お菓子の包装紙、お弁当の入れ物など)で利用されたプラゴミは自治体からリサイクル会社に売られています。そこでペレット化されて、また新たなプラスチック製品に生まれ変わります。

容リ=「器包装サイクル」の略

ここでは、JPRの関係会社であり原料から成形までを一貫して行える秋田エコプラッシュ社(AEP)で収集された包装容器がパレットに生まれ変わる工程をご紹介します。

 

秋田エコプラッシュ社製 容リPP100%のリサイクルパレット PG-D4-1111

リサイクルパレットには珍しく、カラーが2種類(グリーン・ブラウン)あり。グリーンが人気

 

 

 

 

全国の自治体から容器リサイクルゴミが処理工場に買い取られます。そこで選別、洗浄、粉砕、ペレット化され、容リペレットが出来あがります。その容リペレットを原料にして作られたパレットが容リパレットです。

 

使用済み容器・包装資材が原料になる

どのような工程で作られるのか

今回は、秋田エコプラッシュ株式会社で、廃プラがパレットに生まれ変わるまでを教えていただきました。

廃プラが持ち込まれます。まずは粉砕機(写真右)に投入。圧縮されたベール(写真左)をバラバラにします。

 

 

 

 

 

 

ここから選別されていきます。この後の工程で正しく判定できるよう、大きめのビニール素材のものは、手作業で取り除かれていきます。

 

 

 

 

光学式自動選別機でリサイクルできる素材を分別します。ここでリサイクルできない素材は、残渣ベールとしてセメント工場などで熱源としてサーマルリサイクルされます。

 

 

 

 

破砕・洗浄・比重分離・減容工程を経て、原料となるリサイクルペレットが出来上がります。

できたてほやほやのリサイクルペレット

 

 

 

 

秋田エコプラッシュでは、リサイクルペレットを原料に、パレットの成形まで行います。リサイクル原料を成形するには、原料の特性から専用の成形機が必要です。秋田エコプラッシュではドイツ製のリサイクル原料にも対応できる成形機を使い、1枚約240秒でパレットが生まれます。

 

 

 

秋田エコプラッシュ株式会社作成のリサイクルフロー動画はコチラ

容リパレットの実力

リサイクル素材から出来上がった容リパレットはバージン材を利用したパレットと比較してどうなんでしょうか。出来ればエコ素材を取り扱いたいが、やはり不安、、と思われる方も多いかもしれません。

秋田エコプラッシュ社(AEP)製PG-D4-1111と同タイプのJPRレンタルパレット(片面使用四方差)と比較して、メリット・デメリットをご紹介します。

曲げ強度は同レベルを保持していますが、耐衝撃強度は若干劣ります。臭いは単体パレットではほとんど感じません。

【容リの常識を覆すカラー】

容リパレットは通常「黒」であるが、秋田エコプラッシュでは独自の技術によりグリーンとブラウンの製造に成功した。色の影響は思いのほか大きく、多数のパレットが積まれている倉庫では黒と比較して全体が明るく感じられる。また、黒色パレットは多く用いられているのため、パレットの仕分けが困難だが、グリーン・ブラウンを選択できることにより、倉庫内での区分がやりやすくなったと高評価を得ている。

秋田エコプラッシュ社(AEP)製PG-D4-1111(片面四方差し)

容リパレット利用が初めての場合、強度や臭いについて心配で躊躇されることもあると思います。

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ぜひこの機会に実物をお確かめください。

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