まるわかりトラックボード

トラックボードのラインナップは全7種

輸送用緩衝材のパイオニアとして多くのトラックで愛用されているトラックボードシリーズ。日本パレットレンタル株式会社のオリジナル商品だ。

2021年10月にエコタイプ(Pro)に人気の2機種が加わり、計7種のラインナップで様々な商品の輸送が対応可能に。

また、エコタイプ(Pro)はカラーをブルーからグレーに変更。利用者からの実際の声に応えるかたちで実現した。

トラックボードの個性的な2タイプ 左:フラットタイプM 

右:エコタイプ(Pro)Mサイズ カラー変更し2種追加され9/M/Lの3種になった

使いやすい・持ちやすいが最大の特徴

輸送用緩衝材の定番となっているトラックボード。一番の特徴は意外にもその形状にある。フラットタイプの周囲にある溝が手にぴったりとフィットするので、とても持ちやすい。風であおられてもしっかりと握ることが出来る。これはJPRが特許を取得しているオリジナルの形状である。

 

 

 

 

 

 

 

フラットタイプは溝があるためしっかりと持てる。エコタイプ(Pro)も同様に凹凸に合わせれば、どこでも持ちやすい。

 

 

 

 

 

ラインナップ一覧

人気の9、M、Lサイズは両タイプでラインナップされた。同じサイズだとエコタイプ(Pro)の方が軽く、原材料の削減は同時に製作コスト減に直結するため、フラットタイプに比べ安価に提供することが可能。またエコタイプ(Pro)に限りカラーの変更(ブルー)、名入れ(有償)も対応。

Proの名入れは上記部分に凹凸で型押しする(有償)

エコタイプ(Pro)の機能詳細はコチラ

発泡ポリエチレン製

丈夫だから長く使える

トラックボードは発泡スチロール(EPS)ではなく発泡ポリエチレン(EPE)を使用している。湾曲させても割れにくく、ビーズがこぼれない。また帯電防止剤を添加しているのでチリ・ほこりを寄せ付けないといった特徴的な素材だ。色はグレーで汚れが目立たないため、長期スパンで利用できる製品である。※使用方法で大きく異なるので耐用年数〇年とは明示できないが平均で5年以上は利用されている。

また無架橋品のため、原料リサイクルが可能。※無架橋(原子を結合していない)ので原料リサイクル(素材を分解して油に戻せる)可能。

特に耐性が高いフラットタイプは2つ折りにしても割れない

耐寒性にも優れるポリエチレン

ポリエチレンは低温脆性に優れており、寒中でも零下20℃程度まで耐性があるとされている。なので冷凍・冷蔵車での利用も可能だ。

トラックボードの使い方

現場ではトラックボードはどのように利用されているのか。

多くはフォーク作業で積み込みを行う際、もう1名がトラックボードを横から添えるような形で利用することが多い。荷積み後に差し込むのは難しいからだ。

フォークの動きに合わせ、もう一人がトラックボードを添えながら荷積みをする。

その際、荷と荷の間隔によってトラックボードの利用枚数を調整する。1枚か2枚で利用されていることが多い。トラックボードエコタイプ(Pro)であれば、凹凸の凸同士が重なるようにすれば厚みが増すので、調整が行いやすい。

凸面同士の組み合わせで15mm厚みを増すことが出来るトラックボードPro

エコタイプ(Pro)は凹凸が商品に与える影響が気になるところだが、商品との接地面はひし形のフラットな形状であるため一点に負荷がかからない構造。跡がつきにくい作りになっている。

エコタイプ(Pro)2枚重ねて使用した場合の厚み

【TBProL・ProM】厚さ50mm
 ①ぴったり重ねて:85mm (50+35)
 ②互い違いで:100mm (50+50)

【TBPro9】厚さ45mm
 ①ぴったり重ねて:75mm (45+30)
 ②互い違いで:90mm (45+45)

トラックボードの選び方

トラックボードを導入する際、何型を何枚購入すれば良いか迷われた場合は、下記を参考にしていただきたい。

①どちらのタイプを選ぶべきか

トラックボードのフラットタイプとエコタイプ(Pro)は、それぞれ特徴がある。

②何枚必要か

タイプを決定したら、次に枚数を決める必要がある。ここでは大型車に1100*1100パレットで積み込む際の必要枚数を紹介する。

主流は大型車1車で36枚

緩衝が必要なのは ①前後の揺れ ②左右の揺れ であるが、①の前後の揺れの方が圧倒的に積み荷への影響度が高い。なので①に該当する18枚は最低限必要である。トラックボードは積み荷によって2枚重ねて利用するので、前後分18枚×2=36枚を1車両分として導入するのが主流となっている。②左右の揺れ用は重量物を積載する場合には利用した方が良い。

  大型車両でのトラックボード設置例。前後揺れには各2枚準備することをおすすめする。

導入するなら早い方がいい

発売20年で170万枚以上を販売しているトラックボード。一度導入されたお客様は、車両入れ替えのタイミングで追加で導入されている。耐久性にすぐれた商品なので、早く導入すれば長く利用できる。両タイプともに片手で持ちやすい形状になっているので作業効率向上が見込める。

耐久性に優れたトラックボード 輸送用緩衝材のパイオニアとして170万枚以上の販売実績がある

 お見積りはコチラからご依頼いただけます。

 トラックボードシリーズ紹介動画(約1分半)

 トラックボードの選び方動画(約40秒)

 

トラックボードができるまで(約40秒)

 

   トラックボードはJPRのオリジナル商品です