ストレッチフィルムは機械巻きが主流になるのか

なぜ日本ではストレッチフィルムを手で巻くのか

荷崩れ防止の必須アイテムであるストレッチフィルム。

なぜか日本では手巻きが主流です。

欧米では約7割が機械巻きになっているのに、日本の機械巻きは約3割と言われています。

もっと機械化できるように感じるのですが、何か理由があるのでしょうか。

司化成工業 ストレッチ包装機 全自動タイプ(お見積り品)

機械巻きのメリット

では、機械巻きのメリット・デメリットを見てみましょう。

まずはメリット

 ① 機械巻きは、いつも同じ条件で安定して巻くことができる。

 ② 巻きつける回数等の諸条件を設定することができる。

 ③ 人が巻かないので、その人員は他の業務に従事できます。

 ④ 手巻きより作業効率は大幅にアップします。

 ⑤ 手巻き1ケースで6本の紙管ゴミが出るが、機械用は1本。

   ゴミを減らせて省資源/環境に優しい

このように、一定の品質が保持でき、早く・省人化、省資源化が実現できます。

メリット盛りだくさん!!ですね。だったら手巻きから機械巻きにシフトすればいいのに・・・

そう思うところですが、デメリットも確認しましょう。

機械巻きのデメリット

つぎはデメリット

 ① 初期費用として機械の購入費(設備費)がかかる。

 ② 電源や、ある程度のスペースが必要となる

   そのため、巻く場所が固定(限定)されてしまう。

 ③ ストレッチフィルムの薄肉(厚みが12μ未満)のラインナップが少ない

 ④ 巻きつけ途中でストレッチフィルムが切れると作業がストップしてしまう

なるほど。確かに機械一式を準備する必要があるので、初期投資と場所と専用のストレッチフィルムが必要になります。

そこまで準備したのに、巻き付け工程でストレッチフィルムが切れてしまい作業ストップの可能性も。

手軽に無難に包装したい場合は、手巻きを選択されるのも納得です。

機械巻きの種類

ストレッチフィルムを巻く機械はどのようなものがあるかご存知ですか?

大きく分けると2種類

ターンテーブルが回るタイプ ・ 自走式タイプ があります。

あとは延伸タイプ/無延伸タイプがあり、ターンテーブルの回転速度、巻きつける際のキャリッジの上昇・下降スピードや、

巻きつけ回転数の設定が可能です。

製品によっては、しっかりと物性の特性を活かして巻きつけ(引張り)が出来ている場合、

フィルムの白いシワ(タイガーライン)がなくなり、キレイな透明フィルムで巻きつけることもできます。

ちょっとチャンレジしてみたくなりますね。

機械巻きフィルムの特徴

機械巻きをするには、専用のストレッチフィルムが必要です。

機械巻き専用のストレッチフィルムには、プレタイプ(延伸タイプ)とコンベンショナルタイプ(無延伸)の2種類があります。

デメリットでご紹介したように、機械巻きのフィルムは厚くなりがちでした。しかし最近では驚きの多層フィルム商品が!

高性能低密度PE(LLDPE)を主原料とする高耐性メタロセンを使用することにより、薄膜でも高い保持力を有し、高伸長下でも強い突刺しや、引裂き強度を有します。それにより薄くても充分な強度を持つ製品が出ています。新しいストレッチはなんと33層でありながら12μまで薄肉の製品まで!!

33層で切っても切れないストレッチフィルム(大日製罐株式会社ストレッチフィルム機械巻き)

ストレッチフィルムを選びましょう

最近では、手巻きの場合でもエッジを強化することで軽くても強度を持った製品が出ています。

機械巻きでは、自動巻き付け作業中に切れない!これをストレッチフィルム選択時の最重要ポイントとすべき。

JPRオンラインショップでは多数のストレッチフィルムを販売しております。

機械巻き機器・専用のストレッチフィルムのご紹介・サンプル利用など、お見積り/ご相談承ります。

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