進化する輸送用緩衝材 トラックボードPro

ただのボードから進化する

トラック輸送時の緩衝材として定番となっているトラックボード。グレーのフラットタイプが一般に多く流通しているが、新たにエコタイプが3種類発売される。形状がフラットタイプと大きく異なる為、輸送用緩衝材として認知されにくいかもしれないが、実はエコタイプはフラットタイプに遜色ない機能を備え、さらにプラスαの機能を持っている。輸送用緩衝材も進化しているのだ。ただの発泡ポリエチレンボードではなく、輸送品質向上と環境への配慮を兼ね備えた商品となっている。

2021年10月より3サイズ展開となったトラックボードPro 9・M・L

Proの進化①原材料を減らし軽量化・コストダウン

エコタイプ(Pro)は独自の凹凸形状により従来品より2~3割の原材料使用量を削減している。それに比例して重量の軽量化も実現。また材料の使用量に価格が大きく影響する本商品において、原材料の削減は同時に価格面にダイレクトに反映されている。軽くて保管は省スペース、さらにコストダウンにもつながるという複数の価値を生みだしている。

凹凸面を重ねることで保管スペースの削減が可能になったエコタイプ(Pro)

Proの進化②商品を優しくホールド

表面の形状を凹凸にしたことで、商品への影響を不安視する声もある。しかし凹凸の凸の部分の形状を見てもらいたい。山の形をしておらず、天面はひし形でフラットな形状となっている。商品との接点となる部分の面積をしっかりと確保しているため、圧迫された状態であっても力が1点に集中するわけではない。そのため商品への影響は最小限であると言える。反対に商品との接点に空間がある為、衝撃吸収力がアップしている。

商品との接点となる部分の形状はフラットなひし形なので、力が1点に強く作用しない

Proの進化③ニーズに合わせて厚み調整

表面を凹凸形状にしたことで、実際の利用シーンにおいても新たなメリットが生まれた。積み荷の形状によって、緩衝材の使用枚数を1枚から2枚(またはその逆)にする場合がある。ボード自体の厚みは変えられないため枚数で調整することになる。しかしエコタイプ(Pro)は重ね方次第で厚みを調整できるという他にない特徴がある。

例えばLサイズの場合 1枚の厚みは50mm、2枚凹凸を併せれば85mm、2枚凹凸を互い違いにすれば100mmといった具合。

組み合わせ次第で厚みが変化するエコタイプ(Pro)

利用方法・お問合せ

トラックボードの実際の利用方法などが具体的にイメージ出来ない方は、一度動画で確認することをおすすめしたい。現場でどのように使われており、自社にはどの商品・サイズがマッチするかの参考になる。

1.5分の動画でトラックボードが分かる

トラックボードの選び方(約40秒)

トラックボードができるまで(約40秒)

 

トラックボード・トラックボードProは日本パレットレンタル株式会社の登録商標です。独自の形状で特許や意匠も取得しています。

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