未公開ボツネタ(2017年秋)

【内容が暗いと周りに言われてボツになりました】

まる見え物流編集部の林依都子です。

最近さぼり気味ですが、この4年間ランニングを続けています。
ですがぜんぜん痩せません。人生常に今がMAX体重。

今日は秋の夜長にちょっと切ないお話です。

早朝に走っていたころ、毎朝公園に1人佇むおじさんがいました。
しばらくすると、キャッチボールをしにお母さんと男の子がやってきます。
朝から子供にせがまれるのでしょう。
おじさんは、その親子が来るのを毎日楽しみに待っているようでした。

そして2週間ほど過ぎたある日のこと。
いつものようにランニングを終えて公園に戻ると、
おじさんが男の子とキャッチボールしているじゃないですか!
ああ、きっとおじさんが勇気を出して
「良かったらおじさんが相手してあげようか」と申し出たのでしょう。
お母さんはベンチに座って見守っていました。
これぞ人と人との触れ合いだ、都会でもあるんだ、と感激しました。
う~ん、いい話。

その翌日から、親子はその公園に来なくなりました。
おじさんが一人、再び親子がくるのを待っているようでした。
1週間もすると、おじさんもいなくなりました。
私一人。

私がおじさんとキャッチボールするのもなぁ。
(おじさん一人は怪しまれるという教訓でした)
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親子が怖がっていたことに気が付かず、おじさんを応援していました。おじさんは自分が思っている以上に警戒されていると認識して下さい(笑)。